リアルな人生の苦味を効かせつつも、元気の出るお話。 地味だけれど、出し巻き卵みたいにじわ〜っと美味しさがひろがるような面白さなのです。 ひょんな失敗から長年勤めた会社をリストラされてしまった主人公。 再就職先をもとめてさまようなか、ふとみつけたどんぐりを、食べられないのかな?… »
この物語の良さをどう表したらいいのかと、好きになりすぎて寝かすことしばらく。 言うなれば、滋味。 この目立ちはしないけれど味わいのある装丁のように、 筆力の確かさによる匂い立つような生活の空気や登場人物の確かに生きてる感じ。 地味だけど、深い味わいがあって、栄養のあるスープみ… »
読む前から少し、身構えていました。 「虐待」をテーマにした物語であるということ。 ニュースで児童虐待のことが報じられたりしたときに心に浮かぶのは、純粋な怒りと一緒に、そこに至るまでに追い詰められた精神への想像。自分のいる世界から地続きで、誰でもそんなふうになりえるかもしれない… »
この絵本を前にして、あんまり、語ることはないのです。 ただ見て読んで、感じることがすべてだと思うから。 これは3月11日のあと、荒井良二さんがはじめて書いた絵本。 きっと多くのものを書く人たちがふかくふかく考えて 書く意味を、その必要性を、できることを、できないことを悩んで… »
ただいま 54 ストック! こんにちは、鳩です。食べること寝ることに並んで本を読むことが大好きで、ついにはお仕事まで本に関わることをしています。ここはわたしが読んだ本ばかりの個人的な書庫でもありますが、あなたにおすすめしたい本を差し出す本屋さんのカウンターでもあります。読んで好きになった本、印象に残った本、私はあまりなじめなかったけれどおすすめしたい誰かの顔が浮かんだような本を集めています。記事から記事へキーワードをたどってめぐることもできますし、表示される記事やキーワードもそのときにより変化します。気になる言葉や名前などを各記事下の検索欄で探していただくこともできます。 いまはまだ少ないこの書庫の蔵書も、うっそうとした本の森にそだつ予定です。どうぞ気ままにお散歩して、本と出会ってくださいな。
翻訳 芳文社 喪失 漢方 岩波書店 小国綾子 中央公論新社 汐文社 中島たい子 哲学 筑摩書房 クラシック 高楼方子 片想い お菓子 塚本やすし 三浦しをん 幅允孝 図書館 自転車 農業 荒井良二 リハビリ 朝 村田喜代子 シヴォーン・ダウド イギリス 木村衣有子 辞書 下関 小学館 日高敏隆 戦争 苦楽堂 希望 日記 ゴブリン書房 言葉 リズム ワイン 光文社 河合香織 瀬名秀明 朝日新聞出版 ポプラ社 白水社 寮 赤木かん子 藤谷治 虐待 文藝春秋 集英社 パトリック・ネス 岸本佐知子 挿絵 科学 直木賞 宮崎駿 レシピ 俳句 本屋大賞 発見 中脇初枝 浅草 新潮社 岩波少年文庫 絵本大賞 妄想 東京 角川GP ラジオ 新聞 木内昇 本屋 岩崎書店 冒険 食育 教師 福音館書店 徳間書店 こやまけいこ 万年筆 村井康司 あすなろ書房 講談社 飯塚有紀子 太宰治 小公女 産経児童出版文化賞 貪欲 川上弘美 大修館書店 雫井侑介 独白 西川紀子 夜 渡辺有子 手紙 偕成社 石橋毅史
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