新聞記事を書いているひとの、生身の姿が見えてきます。新聞に興味がなくても、言葉や働き方や生き方について考えたことのある人ならだれでも、響くところがある内容。児童書ですが、大人にもおすすめしたい本です。 »
昔、文章を添削してもらう機会があったときに、「言葉にできない気持ち」を「言葉にできない」と表現してしまったら、お手上げですと自分で宣言しているようなものですよと言われたことがありました。 本当にそう、と思いながら、この本を読んだ感想をうまく文章にまとめることができない。 この… »
魔法といったら、どんなものをイメージしますか。 この物語の舞台は世界中の魔術師が集まる町マジェイア。 この魔術師とはいわゆる手品師のこと。マジェイアは、魔術師たちが外で働くときは見る人を驚き楽しませるためにまるで超自然な能力がそなわっているようにふるまい、その秘密が外にもれな… »
室町幕府第十三代征夷大将軍、足利義輝の生き様を描いた歴史小説です。 わたしはこの本を読むまで義輝という存在をよく知らなかったのですが、その描かれる人物と人生のかっこいいこと!大河ドラマで主人公に取り上げられていてもいい人物なんじゃないかと思ってしまいました。 義輝の生きた時代… »
くりかえしくりかえし、いろんな人におすすめしている料理の本。 これは風邪をひく前、ひいたとき、ひいた後、のための料理の本。 「風邪ひきそうなときのレシピ」「本格的になっちゃったときのレシピ」「回復してきたときのレシピ」 ・・・などなど、状況にあわせて紹介されていてとても便利で… »
この絵本を前にして、あんまり、語ることはないのです。 ただ見て読んで、感じることがすべてだと思うから。 これは3月11日のあと、荒井良二さんがはじめて書いた絵本。 きっと多くのものを書く人たちがふかくふかく考えて 書く意味を、その必要性を、できることを、できないことを悩んで… »
あやしい空模様や、うつうつと覆いかぶさる憂いごと。 気持ちが沈んだときに指が誘われる。 ずんずんちゃ。 ずんずんぱ。 ずんずんねん。 ずんずんどろん。 あらいやだ。からだがうずうず、うごいちゃう! ねんねんどろん。 ねんどろん! くりかえすことばの不思議なリズムに… »
友人に誘われてはじめて行った寄席で、落語の面白さを知りました。 もっといろいろ観てみたいと思ったけれど、次に寄席でないホールの落語公演会に行ったのは随分たってから。 ぐっとはまって好きになって、行動的に自分で調べれば、行ってみたいと思う公演を見つけたり 寄席に通ううちに好きな… »
川上弘美さんの初の児童文学、しかも酒井駒子さん挿絵ということで、もう発売前から楽しみにしていました。 小学4年生の主人公が図書館でであった「七夜物語」という本をきっかけに不思議な世界に飛び込んでしまうという、そのなんとも王道冒険ファンタジーなあらすじも、もう楽しみで楽しみで!… »
「その日」とは1945年8月15日。 19歳の通信兵が迎えた、戦争の終わりの物語。 1945年の春に召集されてから終戦を迎えるまでの約三ヶ月、陸軍の特殊情報部の傘下で通信兵としての特訓をうけたという、西川美和さんの伯父の体験をもとに書かれています。 あとがきによれば、「一発の… »
2009年にお亡くなりになった、動物行動学者日高敏隆さんのエッセイ『世界を、こんなふうに見てごらん』 やさしく心をノックするようなこのタイトル自体がとても好きです。 学者さんのエッセイといっても、なにか雑学的小ネタになるような知識を散りばめたものではなくて ユーモアたっぷりに… »
めくってびっくり俳句絵本というシリーズの『うしろすがた いろんな人の俳句』という一作です。 児童書の出版社の岩崎書店の本で、中身は確かにしっかりルビ付きのこどもの本なのですが 大人のほうが楽しくなっちゃうんじゃ?というような凝ったつくりになっています。 本屋さんで出会って、ひ… »
ただいま 54 ストック! こんにちは、鳩です。食べること寝ることに並んで本を読むことが大好きで、ついにはお仕事まで本に関わることをしています。ここはわたしが読んだ本ばかりの個人的な書庫でもありますが、あなたにおすすめしたい本を差し出す本屋さんのカウンターでもあります。読んで好きになった本、印象に残った本、私はあまりなじめなかったけれどおすすめしたい誰かの顔が浮かんだような本を集めています。記事から記事へキーワードをたどってめぐることもできますし、表示される記事やキーワードもそのときにより変化します。気になる言葉や名前などを各記事下の検索欄で探していただくこともできます。 いまはまだ少ないこの書庫の蔵書も、うっそうとした本の森にそだつ予定です。どうぞ気ままにお散歩して、本と出会ってくださいな。
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