めくってびっくり俳句絵本というシリーズの『うしろすがた いろんな人の俳句』という一作です。
児童書の出版社の岩崎書店の本で、中身は確かにしっかりルビ付きのこどもの本なのですが
大人のほうが楽しくなっちゃうんじゃ?というような凝ったつくりになっています。
本屋さんで出会って、ひとめぼれ。
ページをめくると右側に俳句が一句。
左側はもう一度めくれるように折り込まれていて、開くと柔らかく読み解く文章と隠されたイラスト。
そのイラストのふっと力の抜けるような味わいが素敵です。
調べてみると、全5作のシリーズでテーマを変えてそれぞれ14句ずつ。
どれも聞いたことがあるような俳人の句がおさめられています。
他の巻も良さそうで、鳥をテーマにしている『三つかぞえて』などとても気になります。
姉妹シリーズとして『めくってびっくり短歌絵本』というものも出ていて、選者は穂村弘さん。
日常生活で俳句に親しむことはあまりないのですが
生活のとなりにやってくるような、身近な俳句の絵本でした。
2013年2月2日更新
『いろんな人の俳句 うしろすがた』 村井康司
ただいま 54 ストック!
こんにちは、鳩です。
食べること寝ることに並んで本を読むことが大好きで、ついにはお仕事まで本に関わることをしています。ここはわたしが読んだ本ばかりの個人的な書庫でもありますが、あなたにおすすめしたい本を差し出す本屋さんのカウンターでもあります。読んで好きになった本、印象に残った本、私はあまりなじめなかったけれどおすすめしたい誰かの顔が浮かんだような本を集めています。記事から記事へキーワードをたどってめぐることもできますし、表示される記事やキーワードもそのときにより変化します。気になる言葉や名前などを各記事下の検索欄で探していただくこともできます。
いまはまだ少ないこの書庫の蔵書も、うっそうとした本の森にそだつ予定です。どうぞ気ままにお散歩して、本と出会ってくださいな。
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